顧問契約
顧問契約とは、会社企業が、自社業務に精通した専門家にいつでも気軽に相談できる関係を継続的に構築するために、当該専門家との間で締結する契約をいい、弁護士との顧問契約は、法律問題に関して継続的にサービスを享受することを約するものとなります。
一定の規模以上であれば、ほぼ全ての会社企業が顧問契約を締結し、顧問弁護士から継続的なリーガルサービスを受けています。
顧問契約の意味
顧問弁護士の存在は、単なる法律問題に関する用心棒にとどまらず、会社企業の適法性を担保し、信用を判断する最低限のバロメーターともなっていることから、会社企業が発展していく上で必要不可欠な存在といっても過言ではありません。
ベンチャー企業や今後事業拡大を考えている中小企業や個人事業主の方は、早期に顧問弁護士を見つけて、スタートからつまずかないような基盤づくりをすることが早期の成長・発展を左右する重要な要素となっています。従業員が数十人規模の既に顧問弁護士がいる会社企業においては、顧問の趣旨に照らし、既存の顧問弁護士との馴れ合いによる惰性的関係に終始することなく、相性や料金、サービス内容を踏まえた上で、定期的な見直し、専門性やセカンドオピニオンといった用途に応じたセカンド顧問等、最適な顧問契約にアップデートすることが、次のステージへの礎となり、さらなる成長のパスポートとなります。